ラルク曲三昧

L'Arc〜en〜Ciel(ラルクアンシエル)の曲について書くブログ

『瞳に映るもの』【Tierra:9曲目】の感想

『瞳に映るもの』はアルバム『Tierra』の9曲目に収録されています。

 

■試聴はこちら(購入もできます)■
L'Arc〜en〜Ciel『瞳に映るもの』

曲情報

収録しているアルバム

アルバム名:『Tierra』

1994年7月14日発売。

 

 メジャーデビュー後最初にリリースしたオリジナルアルバム。

発売元はKi/oon Sony Records。 

 

『瞳に映るもの』は9曲目に収録。

 

■購入できるサイト■

作詞者・作曲者

作詞者:hyde(ハイド)

作曲者:ken(ケン)

とりあえず聴いた感想

イントロから歌の終わりまでは、癒しのヒーリングミュージックのようにゆったりと穏やかに進んでいきます。

ピアノとボーカルで主に構成された曲です。

恋愛から人間愛に変わったカップルの、やわらかな幸せの曲に思えます。

 

しかし、最後の方でピアノの音が荒れ、ベースのような音がズーンと鳴ります。

ただ幸せなだけではない、不穏なものを感じます。

それは実際の不安なのか、主人公の取り越し苦労なのか分かりませんが、主人公が何か心配している感じが伝わります。

曲の構成別の感想

イントロ

穏やかなピアノの音。

シンセサイザーのような音もかすかにします。

Aメロ1

穏やかなボーカル。

穏やかなピアノの音。

シンセサイザーのような音。

Aメロ2

穏やかなボーカルは、相手を優しく見つめているようです。

穏やかなピアノの音。

シンセサイザーのような音。

サビ1

少し力強くなるボーカル。

でも穏やかです。

ピアノも力強くも穏やかです。

シンセサイザーのような音が、穏やかさを思わせます。

間奏1

ピアノの音。

ベルのような高くてかわいい音がしています。

目に映る穏やかな風景さえも愛おしく思っているようです。

シンセサイザーのような音もします。

Aメロ3

穏やかなボーカル。

穏やかなピアノの音。

深く響くドラムの音もします。

シンセサイザーのような音もします。

サビ2

力強くも穏やかなボーカル。

ピアノの音も力強いけれど穏やかです。

深く響くドラムの音。

シンセサイザーのような音。

間奏2

広場の話し声のような音や、鐘のような音が聞こえます。

しかし途中から、ピアノが荒れ始めます。

アウトロ

荒れて不安定な雰囲気のピアノの音の中に、ズーンとベースの音が入ってきます。

だんだんフェードアウトして終了です。

 

好き度評価

印象好き度(0度〜100度):60度

最後の方の荒れたピアノになるまでは、ゆったりとした癒しの曲という感じで、眠たくなります。

幸せの曲なのねーと思っていたら、ピアノが荒れ出して、おっ違うのかと意識が覚めてきます。

ボーカルは終始ゆったりですが、ささやきのように優しかったり、力強く深く響いたりします。

 

しかし、最後の方の不安定な感じの荒れたピアノの意味がよくわかりません。

幸せは壊れるものだという、主人公の不安を表しているのでしょうか?

 

この曲の印象好き度は、60度です。

歌詞好き度(0度〜100度):60度

歌詞はこちらです。

L'Arc~en~Ciel 瞳に映るもの 歌詞 - 歌ネット

 

この歌詞を読んで、『瞳の住人』を思い出しました。

まあそれは良いとして。

 

季節は秋なのか冬なのか。

冬の描写は主人公の頭の中の想像で、秋に冬のことも想像しているという感じでしょうか。

この秋に相手がそばにいて、冬になっても変わらず相手にそばにいて欲しい、と。

主人公と相手との関係は、恋愛の関係から人間愛に変わっているようです。

 

歌詞だけ読めば、幸せに満たされている感じがします。

この曲の歌詞好き度は、60度です。

楽曲好き度(0度〜100度):62度

曲を通してシンセサイザーのような音が長音で鳴っており、爽やかさと穏やかさを演出しているように思えます。

最初に聴いたときには気がつきませんでした。

 

曲の本編は終始穏やかなピアノとボーカルといった感じで眠りそうになりながら聴いていますが、曲の最後の方のピアノの変貌には驚きと疑問が浮かんできます。

この歌の主人公は果たして幸せなのか、違うのかと。

私の考えとしては、現在は主人公は実際に幸せだけれど、主人公の経験上で幸せは続かないという考えがあり、主人公は一人静かに不安にさいなまれているといった感じではないかと推測します。

 

この曲の楽曲好き度は、62度です。

好き度総合(0度〜300度):182度

  • 印象好き度:60度
  • 歌詞好き度:60度
  • 楽曲好き度:62度

合わせて182度です。

曲の好みなところ

シンセサイザーのような音が、主人公の幸せの穏やかさや崇高さ、爽やかさなどを表している感じがして、好きです。

穏やかなボーカルやピアノも、心が休まります。

曲の好みじゃないところ

ゆったりとした曲は、癒されるときもあるのですが、退屈に感じてしまうときもあります。

この曲が合うシチュエーション

ちょっと仮眠をとりたいときに聴くと、最後の荒れたピアノが起こしてくれるかもしれません。

 

■購入できるサイト■