ラルク曲三昧

L'Arc〜en〜Ciel(ラルクアンシエル)の曲について書くブログ

楽曲好き度によるラルク曲総合ランキング(リサ基準)

この記事は、楽曲好き度によるラルク曲の総合ランキングです。

 

「楽曲好き度」は、楽曲のメロディーやリズムなど、聞こえる音について感じた好き度を0度〜100度の間で表したものです。

ボーカルの声や言葉も音として考えます。

ですが、聞こえてくる歌詞の意味が浮べば、それも考えます。

 

このランキングは、私リサ個人の好みによるものです。

曲に対する私の好みの傾向はこちらです。

高評価
(好き)
  • 生命感(水のような感じ、得体の知れない暗黒感)
  • 美しい
  • おもしろい(技巧的)
  • 激しい
  • 切ない
  • 妖しい
  • 色気がある
低評価
(関心薄)
  • 単調
  • 定番
  • ほのぼの
  • 青春
  • ゆっくり

 

なお、ランキング表のタイトルのリンクをクリックすると、それぞれの曲の詳しい感想の記事に移ります。

ということで、ランキングは以下の通りです。 

楽曲
好き度
順位
(暫定)
度数 曲名
【収録アルバム】
作詞 作曲 コメント
1位 85 風の行方【Tierra】 hyde ken 最初のサビの歌詞と演奏と歌メロディーが特にマッチしていて、一気に切なくなる
2位 83 Be destined【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 現実と幻想を行き来するように揺さぶられる
3位 80 夜想花【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 現実と幻想の間にいる主人公の不安を感じる
4位 79 Inner Core【Tierra】 hyde sakura 心にどんどん入ってくるような演奏が心地良い
5位 78 All Dead【Tierra】 hyde hyde 音に深く沈むような感覚が心地良い
6位 76 Floods of tears【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 切なくて悲しいのに明るくて爽やかな印象の不思議な曲
7位 75 Shutting from the sky【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde L'Arc〜en〜Ciel 光や生命を感じる明るい曲
7位 75 Blurry Eyes【Tierra】 hyde tetsu 曲の元気さが主人公の空元気だと思うと切ない
9位 74 予感【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 前向きな予感に対する期待感を感じる
10位 73 As If in a dream【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 都会の美しくて冷たい雰囲気と、主人公の心の温度を感じるようなオシャレで美しい曲
10位 73 Wind of Gold【Tierra】 hyde ken 穏やかで温かく、懐かしさも感じる演奏
12位 71 In the Air【Tierra】 hyde hyde 自然の壮大さや浮遊感を感じる曲
13位 70 Taste of love【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 妖しく挑発的な曲の雰囲気と深いボーカルが良い
13位 70 Blame【Tierra】 hyde tetsu 停滞と希望を感じる曲
13位 70 White Feathers【Tierra】 hyde ken 曲の爽やかさや透明感から、「彼」の「彼女」への想いの純粋さや美しさを感じる
16位 69 Entichers【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde hyde フラメンコとジャズとロックが混ざった感じでおもしろい
17位 68 Dune【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 疾走感の中に不安やせわしなさを感じる
18位 67 Voice【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken

オシャレな雰囲気で、ボーカルの表現が多彩

19位 66 失われた眺め【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken ピアノ伴奏で、悲しげなボーカルが際立つ
20位 65 追憶の情景【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde L'Arc〜en〜Ciel 哀愁あるアコースティックギターの存在感が光る曲
21位 64 Floods of tears(single version)【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 切なくて悲しいのに明るくて爽やかな印象の不思議な曲。オリジナル曲より生命感や迫力・臨場感がないが、力ないボーカルが主人公の悲しさや失望感をより表している
21位 64 眠りによせて【Tierra】 hyde ken ボサノヴァのような軽やかな演奏と心の傷のような激しい演奏が、主人公の心の動きを表しているようである
23位 62 瞳に映るもの【Tierra】 hyde ken ピアノとボーカルがメインの穏やかな曲だが、最後にピアノが荒れる

 

歌詞好き度によるラルク曲総合ランキング(リサ基準)

この記事は、歌詞好き度によるラルク曲の総合ランキングです。

 

「歌詞好き度」とは、歌詞だけを読んだときの好き度を0度〜100度の間で表したものです。

なるべく歌詞だけに集中してつけた度数です。

 

このランキングは、私リサ個人の好みによるものです。

曲に対する私の好みの傾向はこちらです。

高評価
(好き)
  • 生命感(水のような感じ、得体の知れない暗黒感)
  • 美しい
  • おもしろい(技巧的)
  • 激しい
  • 切ない
  • 妖しい
  • 色気がある
低評価
(関心薄)
  • 単調
  • 定番
  • ほのぼの
  • 青春
  • ゆっくり

 

なお、ランキング表のタイトルのリンクをクリックすると、それぞれの曲の詳しい感想の記事に移ります。

ということで、ランキングは以下の通りです。 

歌詞
好き度
順位
(暫定)
度数 曲名
【収録アルバム】
作詞 作曲 コメント
1位 80 予感【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 自分から離れていった人との再会を望んでいる
2位 78 As If in a dream【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 主人公の恋人への戸惑いと恋心を感じ、主人公の姿が浮かぶ歌詞
3位 77 夜想花【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 命が消えることへの不安と覚悟を感じる
3位 77 Blurry Eyes【Tierra】 hyde tetsu 相手との別れの予感を抱える主人公の虚しさを感じる
5位 76 追憶の情景【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde L'Arc〜en〜Ciel 白黒つけられない感情が表現されている
6位 75 Floods of tears【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 恋人への失望・未練を経て境遇を受け入れている。雨、子どもたち、あふれる涙など情景が浮かぶ
6位 75 風の行方【Tierra】 hyde ken かつての恋人との別れ際の記憶に立ち止まる
8位 74 In the Air【Tierra】 hyde hyde 憧れを見つめるだけで変われない主人公
9位 73 Inner Core【Tierra】 hyde sakura 世界の真実というものに、歓喜する主人公
10位 72 Voice【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 前進を望んでいる主人公の姿を感じる
10位 72 White Feathers【Tierra】 hyde ken 叶わないけれど、諦められない恋
12位 71 All Dead【Tierra】 hyde hyde 恨み言が連ねてあるが、主人公の苦悩と相手への想いの深さを感じる
13位 70 失われた眺め【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 短い歌詞の中で、情景と主人公の心情の変化が感じられる
13位 70 Wind of Gold【Tierra】 hyde ken 久しぶりに帰ってくる父が待ち遠しい少年の期待感
13位 70 眠りによせて【Tierra】 hyde ken 夢に逃避しつつも、現実を気にしている
16位 69 Dune【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 許されない恋の物語
17位 68 Taste of love【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 極端な恋愛観に思いを巡らせる
18位 67 Floods of tears(single version)【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 恋人への失望・未練を経て境遇を受け入れている。オリジナル曲の歌詞と一緒だが、曲とともに印象が薄くなった
19位 66 Be destined【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 本の世界へ現実逃避
20位 64 Entichers【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde hyde 先の見えない恋が悲しい
21位 63 Blame【Tierra】 hyde tetsu 罪悪感を抱いていても、後悔は感じていない
22位 60 Shutting from the sky【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde L'Arc〜en〜Ciel

思い出から解き放たれ、前進しようとしている(解釈がわかりにくいので低評価)

22位 60 瞳に映るもの【Tierra】 hyde ken 歌詞だけ読めば、幸せに満たされている

 

印象好き度によるラルク曲総合ランキング(リサ基準)

この記事は、印象好き度によるラルク曲の総合ランキングです。

 

「印象好き度」とは、曲を聴いたときの好き度を0度〜100度の間で表したものです。

あれこれ考えずに曲を聴いたときの印象、といった感じです。

 

このランキングは、私リサ個人の好みによるものです。

曲に対する私の好みの傾向はこちらです。

高評価
(好き)
  • 生命感(水のような感じ、得体の知れない暗黒感)
  • 美しい
  • おもしろい(技巧的)
  • 激しい
  • 切ない
  • 妖しい
  • 色気がある
低評価
(関心薄)
  • 単調
  • 定番
  • ほのぼの
  • 青春
  • ゆっくり

 

なお、ランキング表のタイトルのリンクをクリックすると、それぞれの曲の詳しい感想の記事に移ります。

ということで、ランキングは以下の通りです。

印象
好き度
順位
(暫定)
度数

曲名
【収録アルバム】

作詞 作曲 コメント
1位 80 風の行方【Tierra】 hyde ken 郷愁を感じる感傷的な曲
2位 78 予感【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 全体的に明るく、期待感を感じる曲
3位 76 Floods of tears【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 切なく悲しいのにアップテンポで爽やかな曲
3位 76 Inner Core【Tierra】 hyde sakura 怒涛のような演奏
5位 75 All Dead【Tierra】 hyde hyde 深く響く重厚感のある演奏
5位 75 Blurry Eyes【Tierra】 hyde tetsu 元気で明るいのに、切なくて悲しい曲
7位 74 夜想花【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 不穏でおどろおどろしく幻想的な曲
8位 73 Dune【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 訳ありでせわしない感じ
9位 72 Be destined【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 妖しく不穏な雰囲気が刺激的
9位 72 Wind of Gold【Tierra】 hyde ken 寂しさの中に懐かしさや温かさも感じる異国的な曲
11位 71 As If in a dream【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 夜の澄んだ冷たい空気感がある、都会的でオシャレな曲
11位 71 In the Air【Tierra】 hyde hyde 明るくて、澄んでいるような印象の曲
11位 71 White Feathers【Tierra】 hyde ken 爽やかで透明感があって、それでいてちょっと不穏な雰囲気もある
14位 70 Taste of love【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken 妖しく挑発的な雰囲気が魅力
15位 68 Shutting from the sky【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde L'Arc〜en〜Ciel 時代感があるが、将来に対する意欲を感じる明るい曲
16位 67 Floods of tears(single version)【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde tetsu 切なく悲しいのにアップテンポで爽やかな曲。オリジナル曲よりボーカルに力がなく悲しさや失望感が増している
16位 67 Blame【Tierra】 hyde tetsu 激情ではなく、停滞してたまっている感情の歌という感じ
18位 66 Entichers【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde hyde 異国情緒漂う曲
19位 65 Voice【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken

切なさと懐かしさ、未来への期待を感じる

19位 65 眠りによせて【Tierra】 hyde ken 軽やかで穏やかな演奏の中に、激しさが現れる
21位 64 失われた眺め【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde ken ピアノ伴奏による、悲しげで美しい曲
22位 62 追憶の情景【DUNE[10th Anniversary Edition]】 hyde L'Arc〜en〜Ciel 切なさや哀愁を感じられ、深く響くような曲
23位 60 瞳に映るもの【Tierra】 hyde ken 穏やかな幸せの曲かと思いきや、最後に荒れる

 

アルバム『Tierra(ティエラ)』の全体的な感想

この記事では、アルバム『Tierra(ティエラ)』の全体的な感想を載せています。

 

アルバム情報

アルバム名:『Tierra』(読み:ティエラ)

1994年7月14日発売。

 

■購入できるサイト■

アルバム全体を通して聴いた感想

このアルバムは、実験的・挑戦的な若者が作った生命力のあるアルバム、という印象です。

曲は透明感や狂気、郷愁などを感じるさまざまなものがありますが、どの曲にも身を委ねてその世界に没入することができます。

透明感があって力強く芯のあるボーカルは、時に切なく、時に優しく、曲に命を与えるように響きます。

アルバム全体の好き度評価

印象好き度(0度〜100度):83度

「印象好き度」とは、アルバムの曲全体を通して聴いたときの好き度を0度〜100度の間で表したものです。

あれこれ考えずにアルバムの曲を最初から最後まで通して聴いたときの印象、といった感じです。

このアルバムは、ラルクのアルバムの中でも特に没入感を感じます。

曲たちの世界にじっくりと浸れます。

それぞれの曲は個性が強く、おもしろいです。

時代や古さを感じることはなく、普遍的な曲ばかりだと思います。

 

このアルバムの印象好き度は83度です。

歌詞好き度の平均度数(0度〜100度):71度

「歌詞好き度」とは、歌詞だけを読んだときの好き度を0度〜100度の間で表したものです。

 

アルバムでは、アルバム収録曲の平均度数になります。

タイトルのリンクから、詳しい感想の記事に移ります。

 

曲順 タイトル 歌詞好き度 コメント
1 In the Air 74 憧れを見つめるだけで、変われない主人公
2 All Dead 71 恨み言が連ねてあるが、主人公の苦悩と相手への想いの深さを感じる
3 Blame

63

罪悪感を抱いていても、後悔は感じていない
4 Wind of Gold 70 久しぶりに帰ってくる父が待ち遠しい少年の期待感
5 Blurry Eyes 77 相手との別れの予感を抱える主人公の虚しさを感じる
6 Inner Core 73 世界の真実というものに、歓喜する主人公
7 眠りによせて 70 夢に逃避しつつも、現実を気にしている
8 風の行方 75 かつての恋人との別れ際の記憶に立ち止まる
9 瞳に映るもの 60 歌詞だけ読めば、幸せに満たされている
10 White Feathers 72 叶わないけれど、諦められない恋
  合計 705  
  平均 71 小数点以下は四捨五入

このアルバムの歌詞は、美しい言葉選びと描写に加え巧みな表現で形作られており、今も普遍的に存在しています。

だから、いつまで経っても新鮮なままです。

楽曲好き度の平均度数(0度〜100度):73度

「楽曲好き度」は、楽曲のメロディーやリズムなど、聞こえる音について感じた好き度を0度〜100度の間で表したものです。

ボーカルの声や言葉も音として考えます。

ですが、聞こえてくる歌詞の意味が浮べば、それも考えます。

 

アルバムでは、アルバム収録曲の平均度数になります。

タイトルのリンクから、詳しい感想の記事に移ります。

 

曲順 タイトル 楽曲好き度 コメント
1 In the Air 71 自然の壮大さや浮遊感を感じる曲
2 All Dead 78 音に深く沈むような感覚が心地良い
3 Blame

70

停滞と希望を感じる曲
4 Wind of Gold 73 穏やかで温かく、懐かしさも感じる演奏
5 Blurry Eyes 75 曲の元気さが主人公の空元気だと思うと切ない
6 Inner Core 79 心にどんどん入ってくるような演奏が心地良い
7 眠りによせて 64 ボサノヴァのような軽やかな演奏と心の傷のような激しい演奏が、主人公の心の動きを表しているようである
8 風の行方 85 最初のサビの歌詞と演奏と歌メロディーが特にマッチしていて、一気に切なくなる
9 瞳に映るもの 62 ピアノとボーカルがメインの穏やかな曲だが、最後にピアノが荒れる
10 White Feathers 70 曲の爽やかさや透明感から、「彼」の「彼女」への想いの純粋さや美しさを感じる
  合計 727  
  平均 73 小数点以下は四捨五入

このアルバムの曲は、とにかく没入感のある曲ばかりです。

聴いていると、曲の世界にじっくりと浸れます。

好き度総合(0度〜300度):227度

「好き度総合」とは、アルバムの印象好き度と、収録曲それぞれの歌詞好き度・楽曲好き度の平均度数の合計を0度〜300度の間で表したものです。
  • アルバムの印象好き度:83度
  • 歌詞好き度の平均度数:71度
  • 楽曲好き度の平均度数:73度

合わせて227度です。

アルバム収録曲

1.In the Air

”君”に対する憧れと高揚感を抱き、それによって空しさを感じている主人公の姿が想像させられます。

lisa37.hatenablog.com

2.All Dead

苦悩の深さが、想いの純粋さや美しさを表しています。

lisa37.hatenablog.com

3.Blame

主人公の、自分の行動に対する肯定感を強く感じます。

lisa37.hatenablog.com

4.Wind of Gold

夕陽に照らされた見晴らしの良い田舎道の情景が浮かぶ、趣のある異国的な曲です。

lisa37.hatenablog.com

5.Blurry Eyes

相手の心を引き戻せない主人公のやるせなさを感じます。

lisa37.hatenablog.com

6.Inner Core

深い世界へ入り込んだ主人公の様子を追体験できます。

lisa37.hatenablog.com

7.眠りによせて

現実逃避しつつも、主人公の現実への無意識の期待も感じます。

lisa37.hatenablog.com

8.風の行方

自分から振った元恋人への感傷的な想いが表現されています。

lisa37.hatenablog.com

9.瞳に映るもの

幸せの中に隠している不安を感じます。

lisa37.hatenablog.com

10.White Feathers

叶わぬ恋の、それでもなおの純粋さや美しさを感じます。

lisa37.hatenablog.com

アルバムについて、ひとこと

hydeさんの深く響く芯のある声と、流れ込むような演奏で、曲の世界に没入してください。

 

■購入できるサイト■

『White Feathers』【Tierra:10曲目】の感想

『White Feathers』はアルバム『Tierra』の10曲目に収録されています。

 

■試聴はこちら(購入もできます)■
L'Arc〜en〜Ciel『White Feathers』

曲情報

収録しているアルバム

アルバム名:『Tierra』

1994年7月14日発売。

 

 メジャーデビュー後最初にリリースしたオリジナルアルバム。

発売元はKi/oon Sony Records。 

 

『White Feathers』は10曲目に収録。

 

■購入できるサイト■

作詞者・作曲者

作詞者:hyde(ハイド)

作曲者:ken(ケン)

とりあえず聴いた感想

イントロは明るく爽やかな感じで、郷愁もある気がします。

Aメロなどはちょっと停滞した感じです。

サビになって、空間の広がりや明るさを感じるようになります。

そしてまた停滞した感じになって、サビで開かれます。

 

聞こえてくる歌詞なども考えると、世界に出たいけれど、出られない人の話のように思われます。

視点は第三者からのもののようです。

 

高い何かの音や、コーラス(?)によって、曲に透明感を感じます。

曲の構成別の感想

イントロ

ギターに明るさとあたたかみがあります。

高い音のピアノからは、爽やかさと崇高さも感じます。

ドラムもなんとなくあたたかくやわらかい感じがします。

 

途中から、少し力強さが増した演奏になります。

Aメロ1

力強いドラムです。

でもゆっくりした感じで、停滞を感じます。

ギターのジャランが「彼」の想いを表しているようにも思われます。

ボーカルも落ち着いた感じです。

ベース(?)が跳ねるようにリズムを刻みます。

Bメロ1

光が差してきたように華やかになり、疾走感が出た演奏になります。

ボーカルが、想いがあふれたように力強く歌います。

サビ1

流れるような、爽やかでやわらかいボーカルと演奏です。

ギターのグニャグニャ曲がるような演奏が、光の揺らめきのようです。

間奏1

ドラムの重く力強い音。

Cメロ

ドラムの重く力強い音。

ゆったりとして少し重いボーカル。

Aメロ2

停滞している感じのドラム。

ボーカルは少し力強いです。

ギターのジャジャッという音がします。

Bメロ2

少し明るくなり、疾走感が出るような演奏。

想いがあふれたようなボーカル。

動くベース。

サビ2

流れるような、爽やかでやわらかいボーカルと演奏です。

ボーカルの高い音のコーラス(?)。

伸びるように動くベース。

間奏2

タムのような音が軽快にリズムをとります。

ギターがゴチャゴチャとした演奏をします。

 

途中から、開けたような明るく爽やかな演奏に。

ボーカルが何か歌っています。

何か高い音が散りばめられています。

Dメロ

ギターがザッザッザッザッと鳴ります。

力強いボーカル。

ドラムもちょっと不規則な感じです。

サビ3

流れるような、爽やかでやわらかいボーカルと演奏です。

何か高い音が散りばめられています。

後半、ボーカルが荒くなり、力強くなります。

アウトロ

ボーカルの高くて爽やかなスキャット(意味のない音をメロディーに合わせて即興的に歌うこと)。

演奏も爽やかで、透明感があります。

全体がフェードアウトして終了です。

好き度評価

印象好き度(0度〜100度):71度

明るく透明感があって、爽やか。

イントロには郷愁も感じます。

しかし、Aメロなど停滞しているようなところもあり、歌の物語は気分が良いだけではないようです。

 

曲の後半では、少し曲調が荒れています。

聞こえてくる歌詞からは、登場人物の「彼」が思いを遂げられない様子が想像されます。

 

うーん、爽やかで透明感があって、それでいてちょっと不穏な雰囲気もあって、聴いていておもしろくはあります。

でも、それほどのお気に入りというわけでもない、といった感じの印象です。

この曲の印象好き度は、71度です。

歌詞好き度(0度〜100度):72度

歌詞はこちらです。

L'Arc~en~Ciel White Feathers 歌詞 - 歌ネット

 

これは「彼」の叶わぬ恋の物語でしょうか。

自分が踏み出せないというより、環境や状況によって叶わないことが、「つながれている」という表現からうかがえます。

それに、「彼」は一旦、外へ出ていますからね。

それでもうまくいかなかったようです。

広がらなかった羽は、想いを告げることさえできなかったことを表しているように思われます。

しかし、それでも空を見ているのは、「彼」の諦めきれない気持ちを表しているようです。

 

全体的に切ない歌詞です。

それに、鳥がつながれているという表現がかわいそうに思えてしまうし、羽が広がらないというのにはドキッともします。

しかし最後に「彼」の目には空がありました。

その空は、「彼女」への想いの純粋さ、美しさを強調しているようでもあります。

叶わぬ恋でも、この想いは本当なんだと肯定しているようでもあります。

「それでも叶わないんだ」という絶望とも考えられますが。

 

この曲の歌詞好き度は、72度です。

楽曲好き度(0度〜100度):70度

この曲の明るさや爽やかさが、「彼」の叶わぬ恋のそれでもなおの純粋さや美しさを表しているとすると、とても切ないです。

 

この感想記事を書くために何回も聴いていると、この曲が長いからか(8分近く)、少し疲れてしまいました。

この曲の楽曲好き度は、70度です。

好き度総合(0度〜300度):213度

  • 印象好き度:71度
  • 歌詞好き度:72度
  • 楽曲好き度:70度

合わせて213度です。

曲の好みなところ

叶わない恋の曲のようなのに明るくて爽やかで、「彼」の想いの純粋さや美しさが感じられるところが好きです。

曲の好みじゃないところ

何回も聴いているとちょっと疲れてしまったので、私には少し曲の長さが長いのかもしれません。

この曲が合うシチュエーション

叶わないけれど諦めきれない恋をしたときに聴くと、ただ恋ができたことに対する喜びを純粋に感じることができるかもしれません。

 

■購入できるサイト■

『瞳に映るもの』【Tierra:9曲目】の感想

『瞳に映るもの』はアルバム『Tierra』の9曲目に収録されています。

 

■試聴はこちら(購入もできます)■
L'Arc〜en〜Ciel『瞳に映るもの』

曲情報

収録しているアルバム

アルバム名:『Tierra』

1994年7月14日発売。

 

 メジャーデビュー後最初にリリースしたオリジナルアルバム。

発売元はKi/oon Sony Records。 

 

『瞳に映るもの』は9曲目に収録。

 

■購入できるサイト■

作詞者・作曲者

作詞者:hyde(ハイド)

作曲者:ken(ケン)

とりあえず聴いた感想

イントロから歌の終わりまでは、癒しのヒーリングミュージックのようにゆったりと穏やかに進んでいきます。

ピアノとボーカルで主に構成された曲です。

恋愛から人間愛に変わったカップルの、やわらかな幸せの曲に思えます。

 

しかし、最後の方でピアノの音が荒れ、ベースのような音がズーンと鳴ります。

ただ幸せなだけではない、不穏なものを感じます。

それは実際の不安なのか、主人公の取り越し苦労なのか分かりませんが、主人公が何か心配している感じが伝わります。

曲の構成別の感想

イントロ

穏やかなピアノの音。

シンセサイザーのような音もかすかにします。

Aメロ1

穏やかなボーカル。

穏やかなピアノの音。

シンセサイザーのような音。

Aメロ2

穏やかなボーカルは、相手を優しく見つめているようです。

穏やかなピアノの音。

シンセサイザーのような音。

サビ1

少し力強くなるボーカル。

でも穏やかです。

ピアノも力強くも穏やかです。

シンセサイザーのような音が、穏やかさを思わせます。

間奏1

ピアノの音。

ベルのような高くてかわいい音がしています。

目に映る穏やかな風景さえも愛おしく思っているようです。

シンセサイザーのような音もします。

Aメロ3

穏やかなボーカル。

穏やかなピアノの音。

深く響くドラムの音もします。

シンセサイザーのような音もします。

サビ2

力強くも穏やかなボーカル。

ピアノの音も力強いけれど穏やかです。

深く響くドラムの音。

シンセサイザーのような音。

間奏2

広場の話し声のような音や、鐘のような音が聞こえます。

しかし途中から、ピアノが荒れ始めます。

アウトロ

荒れて不安定な雰囲気のピアノの音の中に、ズーンとベースの音が入ってきます。

だんだんフェードアウトして終了です。

 

好き度評価

印象好き度(0度〜100度):60度

最後の方の荒れたピアノになるまでは、ゆったりとした癒しの曲という感じで、眠たくなります。

幸せの曲なのねーと思っていたら、ピアノが荒れ出して、おっ違うのかと意識が覚めてきます。

ボーカルは終始ゆったりですが、ささやきのように優しかったり、力強く深く響いたりします。

 

しかし、最後の方の不安定な感じの荒れたピアノの意味がよくわかりません。

幸せは壊れるものだという、主人公の不安を表しているのでしょうか?

 

この曲の印象好き度は、60度です。

歌詞好き度(0度〜100度):60度

歌詞はこちらです。

L'Arc~en~Ciel 瞳に映るもの 歌詞 - 歌ネット

 

この歌詞を読んで、『瞳の住人』を思い出しました。

まあそれは良いとして。

 

季節は秋なのか冬なのか。

冬の描写は主人公の頭の中の想像で、秋に冬のことも想像しているという感じでしょうか。

この秋に相手がそばにいて、冬になっても変わらず相手にそばにいて欲しい、と。

主人公と相手との関係は、恋愛の関係から人間愛に変わっているようです。

 

歌詞だけ読めば、幸せに満たされている感じがします。

この曲の歌詞好き度は、60度です。

楽曲好き度(0度〜100度):62度

曲を通してシンセサイザーのような音が長音で鳴っており、爽やかさと穏やかさを演出しているように思えます。

最初に聴いたときには気がつきませんでした。

 

曲の本編は終始穏やかなピアノとボーカルといった感じで眠りそうになりながら聴いていますが、曲の最後の方のピアノの変貌には驚きと疑問が浮かんできます。

この歌の主人公は果たして幸せなのか、違うのかと。

私の考えとしては、現在は主人公は実際に幸せだけれど、主人公の経験上で幸せは続かないという考えがあり、主人公は一人静かに不安にさいなまれているといった感じではないかと推測します。

 

この曲の楽曲好き度は、62度です。

好き度総合(0度〜300度):182度

  • 印象好き度:60度
  • 歌詞好き度:60度
  • 楽曲好き度:62度

合わせて182度です。

曲の好みなところ

シンセサイザーのような音が、主人公の幸せの穏やかさや崇高さ、爽やかさなどを表している感じがして、好きです。

穏やかなボーカルやピアノも、心が休まります。

曲の好みじゃないところ

ゆったりとした曲は、癒されるときもあるのですが、退屈に感じてしまうときもあります。

この曲が合うシチュエーション

ちょっと仮眠をとりたいときに聴くと、最後の荒れたピアノが起こしてくれるかもしれません。

 

■購入できるサイト■

『風の行方』【Tierra:8曲目】の感想

『風の行方』はアルバム『Tierra』の8曲目に収録されています。

 

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L'Arc〜en〜Ciel『風の行方』

曲情報

収録しているアルバム

アルバム名:『Tierra』

1994年7月14日発売。

 

 メジャーデビュー後最初にリリースしたオリジナルアルバム。

発売元はKi/oon Sony Records。 

 

『風の行方』は8曲目に収録。

 

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作詞者・作曲者

作詞者:hyde(ハイド)

作曲者:ken(ケン)

とりあえず聴いた感想

全体的には郷愁を感じるような雰囲気の曲ですが、穏やかだったり激しかったりします。

ゆったりと過ごしているときに、ふとしたことで昔を思い出して感情があふれ出る様子を感じることができます。

最初のサビの歌詞と、切なくて激しい演奏が合っていて特に好きです。

ですが、最初のサビの歌詞は主人公が思い出している相手の言葉なので、演奏はその言葉を思い出しているときの主人公の気持ちということになるので、ちょっと違ってくるのかもしれませんが。

 

全体的にもパートごとに歌詞と演奏がとても合っている気がして、好きです。

曲の構成別の感想

イントロ

ギターのジャージャーした演奏。

穏やかで、少しざらついた感じです。

郷愁を感じます。

 

やがてドラムとベースが加わります。

全体的に切なくて落ち着いた雰囲気です。

Aメロ1

落ち着いているボーカル。

やわらかいイメージです。

 

演奏も落ち着いています。

穏やかでジャラジャラとしたギターの音。

間奏1

プオーンというようなギターの音。

ジャランとしたギターが切ない感じです。

ドラムも淡々と優しく。

Aメロ2

落ち着いたボーカルで、やわらかい感じです。

退屈を破ろうとするような感情にリンクするように、音が加わります。

淡々としたドラム。

少し動くベース。

間奏2

少し演奏にスピード感が出ます。

Bメロ1

少しスピード感のある演奏。

ボーカルも膨らんだ感じで晴れやかに。

ボーカルが明るめで丁寧なので、昔の記憶が悪いものだけではないと思わせます。

 

光を含んだ透明な薄いガラスのような音もあります。

サビ1

力強いボーカルは、切なさもある気がします。

激しめになる演奏。

よく動くベース。

力強いドラム。

ギターは控えめにジャラジャラ鳴る音と、リズムを刻む音。

大きめにリズムをとるギターも加わります。

間奏3

控えめだけど激しい演奏。

力強いドラム。

優しくジャランと鳴るギター。

途中から、高く鳴るギターが加わります。

Bメロ2

穏やかだけど、少しざわついたような感じの演奏。

少し晴れやかなボーカル。

晴れやかなボーカルから、良い思い出も思い出しているように思えます。

しかし、憂いや切なさも感じます。

サビ2

スピード感のある演奏。

主人公の心のざわつきを表しているようです。

力強いボーカルは、憂いがあるように思え、切ない印象があります。

よく動くベース。

力強いドラム。

落ち着いて演奏するジャラジャラのギター音と、リズムを刻むギター音。

大きくリズムを取るギターも途中から。

間奏4

少しスピード感がなくなります。

少し止まるような演奏。

Cメロ

落ち着いて、思い出すように歌うボーカル。

高くうねるギター。

淡々としたドラム。

アウトロ

Cメロに続く演奏で、全体的にフェードアウト。

好き度評価

印象好き度(0度〜100度):80度

思い出によって激しい感情が吹き出すように変わるサビが特に好きです。

最初のサビの歌詞が、相手のものではなくて主人公のものだと思っていた頃の方が、この曲をもっと好きだったような気もします。

そのくらい、最初のサビの歌詞と切なくて激しい演奏が合っていると思います。

特に好きなところです。

 

最初や全体の郷愁を感じる演奏が、サビの切なく激しい部分を引き立てているのかもしれません。

この曲の印象好き度は、80度です。

歌詞好き度(0度〜100度):75度

歌詞はこちらです。

L'Arc~en~Ciel 風の行方 歌詞 - 歌ネット

 

忙しく過ぎていく日々の束の間に、ふと立ち止まった主人公。

そのとき偶然に昔の写真に触れ、かつての恋人を思い出したようです。

別れを切り出したのは主人公で、その別れ際の相手のことを思い出しているのです。

主人公は相手に情があるようですが、その想いについて主人公の考えははっきりしていません。

 

しかし、相手の言葉を見てみると、主人公を求めているのか、主人公でなくても誰かがそばにいれば良いのか、微妙なところです。

主人公は相手の「誰でも良いからそばにいて欲しい」という気持ちを感じ取って、別れを切り出したのかもしれません。

 

Aメロの景色が見えるような描写は、言葉選びが美しく、表現もきれいで好きです。

でも、何と言っても最初のサビの出だしの一言が好きです。

歌詞だけでなく演奏も合わせて考えてしまうのですが、この一言と演奏がドンピシャで合っていると思います。

これが主人公の言葉だったら、もっと好きだったかもしれません。

 

しかし、歌詞好き度では演奏のことはできるだけ考えないようにします。

この曲の歌詞好き度は、75度です。

楽曲好き度(0度〜100度):85度

「印象好き度」のところでも「歌詞好き度」のところでも書きましたが、最初のサビの歌詞と演奏がとても合っていて、とても好きです。

 

歌詞だけを読むとそうでもないのですが、最初のサビの出だしの演奏とメロディーと歌詞が合わさったものを聴くことで、合っていることの魅力がわかります。

わかりますというか、私はこの部分が特に大好きです。

 

この最初のサビの言葉が主人公のものだったら良かったと「歌詞好き度」のところで書きましたが、このセリフを思い出すのは言われた方だと思えてきたので、やはり「主人公が思い出している相手の言葉」というこの形が的確なのかもしれません。

 

最初に穏やかで、サビで想いがあふれる構成も対照的で良いのかもしれません。

それから、晴れやかな感じのBメロも実は良い気がします。

とにかく、切なくて激しいサビと、それにマッチした歌詞がお気に入りの1曲です。

この曲の楽曲好き度は、85度です。

好き度総合(0度〜300度):240度

  • 印象好き度:80度
  • 歌詞好き度:75度
  • 楽曲好き度:85度

合わせて240度です。

曲の好みなところ

何度も書いていますが、最初のサビの出だしの歌詞と歌メロディーと演奏がとても合っていて、グッと胸をつかまれるような切なさを感じるところが好きです。

あと、Bメロの晴れやかな歌い方も何気に好きです。

曲の好みじゃないところ

好みじゃないわけではないのですが、Aメロの少し飾ったような歌い方に何か意味があるのだろうかと、少し気になります。

うーん、でもhydeさんの歌い方って、こんな感じが普通でしょうか?

この曲が合うシチュエーション

この曲を聴くと、切なくなってしまうんですよね。

天気の良い爽やかな日に、外をゆっくり散歩しながら聴くと、曲の感傷的な世界に落ち着いて浸れるのではないでしょうか。

 

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